前回に続き、カナダ在住4年目時点で(完全に主観的な)カナダの好きなところ ベスト5!
2位と3位は~
3位 人が優しくフレンドリー、弱者に優しい社会
2位 食べ物が自然に近くて安全
です。
3位:人が優しくフレンドリー、弱者に優しい社会
こちらに来たばかりの頃、ここに長くいる人や居たことのある人がほぼ皆
「カナダ人って優しいよねー」と言うのをよくききました。
日本びいきの私は「そうなの~?日本人こそ優しいでしょ」とちょっと穿った見方をしていましたが、たしかに、 こちらでは見知らぬ人から何かをしてもらって心がホッコリする場面がよくあります。
たとえば、スーパーで高い位置に置かれた品物が取れず背伸びしている時に
横からすっと手を出して取ってくれたり、道端で手袋を落としたら「あなた、落としたよ」って教えてくれたり。そして 電車やバスで席を譲ってくれる男性がけっこういて、そういったことがごく当然として行われ、受け止められている感があります。
またバリアフリーも充実しており、車いすの人やベビーカ―を引いた人がバスの乗り降りをする際は、バスの床が低くなり歩道まで板の床が伸び、段差がなくなります。困っていれば周りの人が助けるし、身体的ハンディのある人も一人で外出したり行動したりすることが可能です。
もちろん日本人の人の良さも世界的に評判で、誰かが困っていれば助けるでしょうし、失くした手袋や財布が無事に戻ってくるような国は日本しかないと思いますが(どちらも私の実体験。笑)都会では普段、あまり知らない人同士で会話しませんよね。(大阪を除く?)
一方のカナダでは知らない人(=他人)との距離が近く、スーパーのレジや、バス停でたまたま一緒にバスを待っている人に「バスなかなか来ないね~」と話しかけるのも特に珍しいことではありません。バスを降りるときお客さんは
"Thank you, driver!" (運転手さん、ありがとう!) と声をかけます。
そのような人との距離感から来る安心感もあるような気がします。
個人主義の文化のはずですが、周りの人とコミュニケーションはよく取る国。面白いですよ。
2位:食べ物が自然に近くて安全
"You are made of what you eat." (あなたの体は食べたものからできている。)
という言葉にあるように、毎日、食べるものが安全であることが健康の秘訣だと思っています。和食、洋食どちらがヘルシー?という議論は別にして、食品の質そのものという観点から考えると、カナダは健康を気遣う人にとってチョイスが豊富にあります。
カナダの添加物の認可は厳しく、日本では認可されていてカナダではされていないものが多くあります。(ちょっと調べるとデータが出てくると思います。)例えば2014年に厚生労働省に出された調書によれば、過去5年間で日本で新たに認可された添加物が44種類であるのに対し、カナダでは4種類でした。また、2018年の9月からカナダではトランス脂肪酸の使用、それを含む商品の販売が禁止されます。トランス脂肪酸とはマーガリンやショートニングであり、日本のお菓子やケーキでアウトになるものも多いと思われます(というかほとんど)。ケンタッキーフライドチキンや、フライドポテトを揚げる油もショートニングが多いですね。カナダ政府は国民の健康をちゃんと考えているな、というのがわかる措置です。
そのような一般的なデータやニュースだけでなく、普段レストランやカフェで出される食べ物も、人工的につくられた味でなく「自然に近い」のが味や体で感じられます。調理法もシンプルな気がする。切って焼くだけとか。味付けには、ハーブが多く使われます。
スーパーではオーガニック野菜や卵やお肉、加工食品が簡単に手に入るし、NO GMO (遺伝子組み換え食品不使用)やNO MSG (味の素でおなじみのグルタミン酸ナトリウム不使用) 表示のフードがよく売られています。食の意識の高い人がこちらは多いかもしれません。
私がこちらに来て良かったと思う1番の理由は、この2位であるといっても過言ではありません。 日本もぜひ、こうなってほしいなぁ。。海外でも、ここでも和食の人気は高いので、日本が安全性という点でも世界に誇れるようになればと願っています。
と、2位まで書いたらかなり長くなったので、1位は次回のブログに。引っ張ってすみません。。 1位は何でしょう? 想像してみてくださーい!
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