2019/03/05

私のケータイ依存度:家にケータイを忘れた一日の過ごし方

あなたは、一日にどれぐらいの時間を、ケータイに使っていますか?
ケータイでどんなことをしていますか?

考えてみれば、私たちはケータイのおかげ様で、今はちょっと前とは
比べ物にならないぐらい便利な生活を送っています。
グーグル先生にきけはだいたいの情報や知識がすぐ手に入るし、
知らない土地でも目的地にスムーズにたどり着ける。
遠くにいる家族や友達と、すぐにメッセージやテレビ電話で話せる。
ケータイがない生活になんて、今さら戻れない!

そんなケータイ様に、私って普段どれぐらい依存度してるんだろう??

今日はそのことを考える日でした。
実は久しぶりにやってしまいまして。家から出てバス停に向かう途中で。

「あっ、ケータイを忘れた!!」

そう、充電コードにつないだまま家に置いてきました。
やっちゃったわ~、ハァ。。(*´Д`) 

今日一日、無事に過ごせるだろうか・・・

と言うと大げさかもしれませんが、
不安がよぎりました。それだけで
「私って、ケータイに頼り切った生活してるなぁ」
と、わかりました。
それを体験する時はすぐにやってきました。
バス停にて、
「バスがすぐ来ないなぁ」(こっちは時刻表はありません)
と思って、ケータイのアプリでバスがどこにいるか調べたいけど、、、できない!!

こんな感じで、今日は一日、不便な思いをするんだろうな。
同じくバス待ちの人がケータイをポケットから取り出すのを横目で見つつ
すでに 'I miss my cellphone.' 状態です。

そしてやはり、ケータイありきの生活をしているのは、私だけではないようです。
やってきたバスに乗ると、周りはみんな、
ケータイ画面をじっと眺めたり、ケータイで音楽を聴いたり。
当たり前の日常の風景なんだけど、一瞬なんだか異様な感じもしました。
私の子供時代には影すらなかった、この手の平サイズのデバイスが
今こんなにも人間社会に浸透しているとは、ちょっと恐ろしい気もする。

今日はむしろ、不便よりも「 ケータイから解放された」という気持ちで
過ごしてみよう。

おかげで今日は、いつもとは違う日になりました。

仕事中に夫に連絡を取りたい用事を思い出したけど
「あっしまった、ケータイがない」

仕事で見慣れない英語の意味をアプリで調べようとしたら
「あっしまった、ケータイがない」

カレンダーで日付を調べようとして
 「あっしまった、ケータイがない」

退社してダウンタウンを歩いていたらビル群の背後に海ときれいな空が広がってて
思わず写真に撮りたくなったけど
「あっしまった、ケータイがない」

帰りのバス待ちでバスがいつ来るか調べようにも
「あーもう、ケータイがない」

「えーい、待ってりゃバスは来る。」と言い聞かせました。

(ケータイから解放された、って考えるんじゃなかったっけ?)

そしてバスを待っている間に思ったのです。

「いつもこの時間は、誰かにLINEの返事をしたり、SNSを見たりしてるなぁ。
ケータイがあるから、この時間を無駄にしないようにって。
こんな風にぼーっと考えたりしてないよな。
けっこうそれって、ケータイがあることで心が追われているとも言えるのかも」

でも考えてみれば、SNSはそのときに見なくても、なにも困ることはない。

LINEの返事もその時に絶対にする必要はないし。

ケータイって、けっこう暇つぶしでもあるんだよね。
むしろ、ケータイがないことで、別のことをやる隙間が生まれる。
心にも、時間そのものにも。

これが、「ケータイから解放された」状態。
うん。たしかに一日ケータイがなくても、不便だったけどすごく困ることはなかったなぁ。
むしろなんとなく、のんびりできた気がする。
こんな風にブログのネタも思いついちゃったし。笑

たまには、ケータイを離れてもいいのかもしれませんね。
一日中、とまではいかなくても。

そして、「ケータイを見ない時間を作る。」
というのは、私の好きなミニマリズムを説く良本
 'THE POWER OF LESS'
(人生でしたいことを実現する時間の使い方)
にも書かれていました。

ケータイのおかげでタスクを信じられないくらい瞬時にこなすことができて
時間をものすごく短縮できるのだけれど、
そのケータイで「本当に今、大切なこと」に使うべき時間が
むしろ奪われてしまっている可能性もある、というのです。

今日、ケータイがないせいで私が感じた不便さ、
そしてないからこそ得たもの、
どちらもありました。

私のケータイ依存度はかなりのものです。
なので、今後ケータイを見ない時間をちょっとだけ、
日々作れるようにしたいと思います。
(逆に「ケータイのSNSチェックは一日に2回」などと決めるのもアリかも。)

「一日のうちでどれぐらいケータイを見ているか」
を計算してみるだけでも面白いかもしれません♪

リビングから見える山。ケータイで撮影。

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