2019/07/29

未経験者のプログラミング学習方法比較:無料の独学(プロゲートとマナブさん)VS オンラインスクール「ウェブカツ!!」の比較と感想


「プログラミングをやってみようかな!」と思ったとき、まずは独学で始めてみようと思う人は多いと思います。私もその一人でした。

(私がプログラミングに興味を持ったきっかけはこちらです
「海外在住40代・未経験からプログラミングでキャリア転換なるか?無謀な挑戦の理由3つ」

でも、いざ勉強を初めてみるものの、
「本当にこのやり方でいいのかな?」「今後どうやって勉強するのがベストなのかな?」
と迷う人も多いのではと思います。そこで、ご参考になればと思い、私の短い体験からですが「独学」と、現在、受講中のオンラインスクール「ウェブカツ!!」による学習の比較を書こうと思います。

ちなみに、私のプログラミングの最終目的は
「自立したフロントエンジニアになって仕事を獲得できるようになること」です。

私が今年5月にプログラミングなるものを知って以来、7月末現在までの道のりは、

Progate (ほんのちょっと)
→②マナブさんのブログ を参考に独学にトライ
→③プログラミングオンラインスクール「ウェブカツ!!を受講(今ココ)です。

一つずつ、やってみて感じたメリット、デメリット、所感をつづってみますね。

まず最初の前提として、独学より有料のスクールが最も優れているのは当然と思います。そのための投資ですから。
そして私にとっての最優先事項は「お金をかけない=無料で独学」ではなく、「必要とされるエンジニアになる」こと。そしてゴールに到達するまで「挫折せず」「実践的な(エンジニアとして評価される)」技術と手法を学ぶことです。また、年齢も考慮し「時間をかけすぎず効率よく身につける」のも重要だと思っています。そのような視点からまとめましたので、同じ価値観を持つ人にとって、私の体験が参考になればと思います。

ProgateHTML /CSS入門の最初らへんだけやりました)

◎メリット:
無料でプログラミングが体験できた。ある項目が書けたら「レベルアップ」する構成で、ゲームみたいな感覚。プログラミング(コーディング)ってこういうものなんだ!という楽しさも味わえる。比較的若い子どもにも喜ばれそう。

△デメリット:
レッスン1がいきなり「黒い画面」に入力するところから始まるので、「Progateのページじゃなくて、私のPCでこの黒い画面に打ち込めるようにするにはどうしたらいいんだろう?」というのがずっと疑問。つまり実際のプログラミング作業の大前提(『環境構築』っていうのかな?)として必要不可欠な「テキストエディタをダウンロードして使う」とか「HTMLファイル形式で保存する」などの基本的な作業が省かれていたため、プログラミングの作業全体の流れがイメージしにくく、レベルアップしても「これをやればプログラミングで仕事できる」という感覚にはならなかった。

●全体的な感想:
プログラミングを全く知らない人が無料で「プログラミングは何か」を体験できるのは良いと思います。最初の環境構築(プログラミングするのに必要な作業)が省かれているため、それが良くも悪くもなり得ます。プログラミングの入口として初心者にとって「優しい・易しい」イメージです。月額980円払うともう少し踏み込んだ学習(他の言語も)もできるので、このやり方が気に入った人にはお勧めかもしれません。局所的に(言語ごとに)選んで利用するのは良いかも。私ももし現在やってる方法で「難しすぎる」と感じたら、Progateに戻ってやるかもしれません。ただしデメリットでも書きましたが、Progateのみでプログラマーになるには無理がありそうで、他のものと併用する補完的な教材という位置づけがベターかなと。

※あくまで、私がProgateで最初の数レッスンを体験したところまでで言える感想です。

マナブさんのブログ を参考に独学にトライ (途中までです)

マナブさんのブログ(上記タイトルから飛べます)に沿って最初はやろうと思い、指示通りにテキストエディタをダウンロードし、ブログでおススメされていたテックアカデミー(プログラミングスクール)の動画「はじめてのHTML入門講座」全てと「はじめてのCSS入門講座」Lesson 12までを観ました。

〇メリット:
Progateではできなかった「テキストエディタ」を入手し、プログラミング環境を初めて自分のPCで整えるとこまでができた。本格的なプログラミングの入り口に立てたと感じた。

△デメリット:
一人でひたすら動画(紹介されていたテックアカデミーの無料動画)を観てコードを打ち込みノートを取り、、孤独。私のゴール「自立したフロントエンジニアになって仕事を獲得できるようになること」に到達するには、人的にも情報的にも色々なことが欠けており(技術的な疑問や不安を解消するための相談窓口、仕事獲得の方法など)、かつ超初心者な私の力ではゴールまでやり遂げるのは難しいと感じた。また、後で「ウェブカツ!!」をやり始めて気づいたけれど、動画の解説の質、レッスンの構成(順番)などは「ウェブカツ!!」の方が、断然「上」です。

●全体的な感想:
マナブさん推奨の動画で学習しながら感じ始めたのは、たしかにこのやり方で進めることで「プログラミング初心者」ではなくなるかもしれないけれど、それで「必要とされるエンジニア」になって仕事をもらえるまでにはなれる気がしませんでした。なぜなら、マナブさん本人もこう言ってます。「ここまでやって技術をひとまず身につけたら、あとは会社に入って1年ぐらい経験を積むのが良い」と。つまり「その後に会社で経験を積まないと足らない」ということ。ところが私は、その会社に入ることが難しい。海外在住なので、最初からリモートで仕事をいただける(フリーランスになる)ぐらいの力なり方法を身につけて独立しなきゃいかんのです。やっぱり、完全独学ではそこまでは難しいかな…と感じ始めました。

そこで出会ったのが、「ウェブカツ!!」というオンラインスクールです。経緯として、マナブさんの動画を観ていた→彼の友人らしい人が主催しているSkillHacksというオンライン講座を知り、この講座を検討してみようと「SkillHacks 感想」か何かでググってみた→これを受講したある方のブログにヒット。そのブログの要旨は
SkillHacksはやったけど十分ではない(ここで学んだだけでは実際のエンジニアに必要な力までは身につかない)。そこで今やっているのが『ウェブカツ!!』で、こっちはまさにSkillhacksで足りないと感じてたものを得られる」というのものでした。この方は「ウェブカツ!!」を受講して、その後、希望する制作会社にも就職しておりました。驚いたことに、この方は「40代・未経験からエンジニア挑戦・しかも48歳主婦・子育て中だった」のです。私よりハンディありそうやんか!! もちろんこの方の気合と努力による成果のたまものですが、一見、私よりも大変そうな境遇の方が結果を出せた「ウェブカツ!!」というオンラインスクールへの興味が燃え上がり、私もさっそく仮入部(無料)しました。
で、そのまま気に入って本入部して現在に至ります。現時点での「ウェブカツ!!」感想は以下です。

ウェブカツ!! 本入部

◎メリット:テックアカデミーの動画と重複している部分を比べると感じるのは、「ウェブカツ!!」の動画のクオリティ・構成は良質で、テックアカデミーのとは「天と地」ほどの差がある()。分かりやすい。図解やBGMなど詳細まで作りこまれてて、ちゃんと受講生のことが考えられているなぁと感じる(これってめちゃ重要と思う)。最初の環境構築の手ほどきはもちろん、レッスンが効率的に構成されており、手順に従ってやるとゴールに到達できるように考えられている。つまり「分かりやすく・効率よく・実践で大切なことを学べる」という点で「ウェブカツ!!」は優れています。

(*「テックアカデミー」の有料レッスン動画がどのようなものかは分からないので、あくまで無料動画と比べた時の感想です。)

また、まだ利用はしていませんが、技術だけでなく、講師に質問できる機会、フリーランスとして独立できるような知識も得られる教材、進路相談の機会など、自分のゴールに到達するためにお金を払って受講する価値のあるものが提供されるのも独学にはない大きなメリットだと思います。

さらに、ツイッターでウェブカツ受講生とつながることにより、刺激を受けたり励まされたりするのが素敵。一緒に勉強している仲間がいるから、孤独感がかなり減った。挫折しないための環境も、独学時よりベター。

▲デメリット:まだあまり分かりませんが、、内容が難しい? これは「ウェブカツ!!」独自の方針によるものかもしれません。つまり「必要なことの8割までしか教えず、あとの2割は自分で調べたり解決するよう意図的にしている。なぜなら、実際の現場で通用するエンジニアになるには、その2割の力も必要不可欠だから」というもの。「この2割の部分で苦しんで脱落するぐらいなら、そもそもエンジニアにはなれない」とスクールは考えているそうです。確かに…と納得はいきます。

●全体的な感想:現時点では、お金をかけないことが最優先ではなく「挫折しないで、プログラミングでフリーランスとして独立できる力を身につける」がゴールであれば、「ウェブカツ!!」が確実で早道なのかなと思っています。自分で調べながら、「つまってもとにかく3カ月は続けろ」というのがスクールのポリシー。もし内容についていけなくなったら、Progateで補完するのもアリかもしれません。ちなみに、仮入部すると「ウェブカツ!!」の鬼の十か条(ポリシー) が提示され、コース内容も見られます。この価値観と内容・金額に納得いくならば、受講する価値がある!と思います。


<最後に>

プログラミング学習で成功するかどうかは、最終的には方法論やスクール如何ではなく「自分」次第、になるかと思います。人生なんでもそうだとは思います。最終的にどうなるかは、自分が選ぶことになる。

もし今後プログラミングの道でやっていきたいと思っていて、私と似た価値観を持っている方がいたら、迷っていたらまずはやってみる、「ウェブカツ!!」に興味があるなら仮入部(無料)してみるのが一番おススメです。(あなたが女性であれば「女性割引」が使えます。)

なんでも経験してみること、そこで学んだことを検証して選択して、を繰り返すのが人生ですよね。

プログラミング学習が、あなたの人生を豊かなものにしてくれますように。


〇初心者向けオンラインプログラミングスクール ウェブカツ!!
〇Twitter フォロー歓迎です! Twitter: Sophie

2019/07/10

海外在住40代・未経験からプログラミングの勉強でキャリア転換なるか?無謀な挑戦の理由3つ。


お久しぶりの更新です。

2か月ほど前、たまたまホリエモンチャンネルの動画を見て「プログラミング」に興味を持ち、最近になって勉強に着手しました。
数学が大の苦手(嫌い)な私がいきなり畑違いすぎるエンジニアの仕事に興味を持った理由は3つあります。

①プログラミングは、、数学ではなくて「言語」だった

②ワークスタイルと収入が良い

③今の自分をアップグレードしたいと思う



プログラミングは、数学ではなくて(数学もあるかもだけど)「言語」だった

プログラミングというのは、コンピューターに「あれして」「これして」と指令を与える言語のこと。シンプルに言うと、その言語のルール(文法のような?)を学んで、パソコンで打ち込むことで、ウェブサイトを作ったり、facebookTwitterのようなウェブサービスを作ったり、ケータイのアプリを作ったり、AIを設計したりと、とにかくインターネット上でやってるものは全てそういうプログラミングがベースにあります。

そして外国語でいう「英語」「日本語」のように、プログラミング言語にはすごくたくさん種類があり、言語によっては数学的な要素が強いものもあるようだけど、要は「言葉」。そう思ったら、発想が変わり、「私、言語を学ぶのは好きだ!ひょっとして…できるんじゃない?!」という感じで気持ちのハードルが一気に下がりました。

プログラミングはコードを使って書いていくのですが、ぱっと見、英数字がコンピューターにずらっと並んでいます。素人の勝手なイメージかもしれませんが、「単語の意味と文法に従って英作文したり読み解くように、コンピューター言語も文法(規則)とコード(単語)で言いたいことを伝えていくのかな?と。
そもそも私がなんで畑違いのプログラミングに興味を持ったかというと、ホリエモンはじめ様々な人が「これからの時代は、今もだけど、ITエンジニアの数が圧倒的に足りなくなって重宝されるよ。昔に比べたら、今は勉強するの簡単。ただやるかやらないか、だけ。」って言ってたのです。


②ワークスタイルと収入が良い

これまで生きてきて(って言うと大げさ?)今の環境の中で、だんだん仕事に求めるものがはっきりしてきました。講師とか人と接する仕事が多かったけど、

実は引きこもりLOVE。(あっ知ってた?)

だから「在宅で」「自分のスキルでたくさん稼げる」のは魅力。

海外在住という環境も大きな理由になっています。もちろん日本にも家族がいます。親が一人暮らししてるからたまに帰って長めに滞在したいし、何かあったらいつでも駆けつけたい。3年前に父が病気になったときは、移民ビザと仕事の関係ですぐに帰れず、父が他界したとき、もっと早く帰ってともに時間を過ごし支えたかったと思いました。母に同じ思いはしたくない。

そして最近こちらに住んでる友達が、ヘッドハンティングで転職してバリバリのフルタイムで働いてたんだけど、母親が病気になり(父親はすでに他界)、仕事をやめて日本に帰って看病をすることになった、という事が身近でありまして。こっちの会社で働いてたら帰国に制約がかかるし、いざとなったら「仕事か、故郷の家族か」の選択をしなきゃいけない。だからずっと「在宅」「フリーで自由に場所と時間を選べる」仕事がしたかったのです。

もともと翻訳は、それに当てはまりそうな仕事で、英語が好きだったので始めました。けどやってみて、自分の力量や、今後どこまで行けそうか分かってきて。そして時代の流れを見ても、「これから翻訳者としてバリバリ稼ぐためにギア入れなおしてエネルギーと時間を大量に注ぐ」のは。。それに、大好きな雑誌『ビッグイシュー』で翻訳させてもらえるようになり、満足して気持ちがひと段落してしまったかも。(笑) 翻訳は細々と続け、プログラミングと合わせて価値を生み出せたらいいなとも思います。

プログラミングのエンジニアとして働くスタイルについては、「在宅」「フリーランス」「エンジニア」で検索してヒットしたブログを読めば、私が説明するより早いと思います。実はWEBエンジニアという仕事は、「ウェブカツ!!というオンラインのプログラミングスクールを運営しているかずきちさんも言っているように、ライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる、女性向きの仕事でもあるそうです。

しっかりしたスキルがあれば、産休後のキャリア復帰でも子育てしながらでも、パートよりお給料の良い仕事ができる!子育てしているママさんにも、在宅だったらなお良いよね?だから今、プログラミングの勉強をする女性がとっても増えているみたいです。私も、女性にもっともっと社会に出てほしいし、経済力のある、自信をもった女性がもっと増えたら、社会はもっと豊かに、幸せなものになる!と思う。

このブログを見て興味を持った人もいるかもしれませんね。ただスクール選びや勉強法には慎重に。。クオリティも値段もピンキリで。「4か月でプロになれる」とか、誇張広告もあります。で、私がこれから勉強するオンラインスクール「ウェブカツ!!は、なんと女性割引がある!女であるだけで、月額が一般より2万円も安い!(20197月現在。) このスクールの「女性を応援したい」という理念、とっても好感が持てます。

もちろん、そんな簡単な道ではないと思うけど、自分の望む未来に役立つのなら、試す価値はあると思っています。

それからもう一つ、なぜプログラミングをしたいのか、日本にいた頃の私にはなかった理由が今はあります。

③今の自分をアップグレードしたい

日本にいた頃、英語が得意と言えたおかげで、仕事にも、アイデンティティ的にも恵まれていました。ところが、カナダって、すでに英語の国でしょ。移民も多いとはいえ、当たり前だけど英語ネイティブが一般人の国。日本では某大手外語学院で英語講師をしたり、大好きな英語を武器にできましたが、こっちに来たら、いきなりその英語のせいで「ハンディ」を背負うことになりました。

自分の「取り柄」がなくなると、自尊心もちょっとやられます。カナダでいまいちポジティブ&積極的になれなかったのも、そこに理由があったと思う。特に英語は子どものころから好きで、30年近くも時間をかけてきたことなのに。加えてここは生活費が高い。家もバカ高い(不動産、世界一高いらしい)。金の亡者の外国人不動産投資家のせいで、築50年以上のぼろ家が1億以上です。普通の人にはマイホームは夢のまた夢。。こんなとこで豊かに過ごせる仕事するには、英語だけじゃ足りないし、そもそも英語ネイティブの国で英語はスキルとはいえません。

スキルを新しく身につけたいけど、翻訳以外で、何を??とずっと考えてたのです。TOEIC950点でも一般企業で仕事するのは難しいけど、英語ポツポツな20代ワーホリの日本人エンジニアがカナダの企業に勤務してるブログを読んだことがあります。そういえばこっちの移民のベルギー人の友達も、ディベロッパー(ITエンジニア)として在宅で仕事してる。IT先進国のカナダなら、エンジニアは強そうです。

さてそんなわけで私は、唐突だけど、40代でキャリア転換にチャレンジしてみます。未経験からまさかのエンジニア。チャレンジというのか、単に無謀と言うのか。答えは自分の中にしかありません。

ただし、プログラミングで挫折する人も多いそうです。
かなり覚悟しなかん。(名古屋弁)

ちなみに夫には「本当に続けられるの?中途半端でやめるぐらいなら最初からやらずにその時間仕事して稼いだ方がいい。やるんならしっかり収入を得るとこまでやってよ。」とくぎを刺されています。私も同感です。なにしろスクール代には、夫の稼いだお金でなく、私のパート代を合わせた夫婦共通の財布からでもなく、毎月のパート代から数割の小遣い全てをつぎ込むことになります。スクールで勉強している間は、生活には支障ないけれど、無収入。「やらなきゃ」という強制力が半端ない。笑

でもそうする価値があるだけの未来を目指している。エンジニアしーさんです。(最近はしーさんでなく、じーさん♪と呼ばれてますが)

そして「どうやって学んでいくか?」だけど、まずは無料動画で独学で25時間ほどやって調べてみたら、さっきちょっと書いたオンラインスクール、「ウェブカツ!!でやるのが一番、確実に実践力をつけて(ちゃんと続けられたら)仕事につなげられそうと思いました。

勉強の様子などこれからもアップしていくので、応援してもらえたら嬉しいです。

〇初心者向けオンラインプログラミングスクール ウェブカツ!!
〇Twitter フォロー歓迎です! Twitter: Sophie